内装リフォーム事例
『隠れ家風』 こだわり和室
閑静豊かな住宅街にお住まいのS様邸の和室改修工事のご紹介です。
お庭に面した和室６帖間は押入や収納があり、基本的な和室でした。
建物の角に位置するこの和室は、南に面しており、光が気持ち良く入る部屋です。
そんな和室に沢山のこだわりをつめました。
心地良さとレトロモダンの融合
閑静豊かな住宅街にお住まいのS様邸の和室改修工事のご紹介です。
お庭に面した和室６帖間は押入や収納があり、基本的な和室でした。
建物の角に位置するこの和室は、南に面しており、光が気持ち良く入る部屋です。
そんな和室に沢山のこだわりをつめました。
ダイニングから続く、和室は30㎝程の段差をつける事により、 室内に居ながら、濡れ縁を感じさせるデザインです。
琉球畳と障子・襖紙の格子が、スクエア形状が シンプルな中でリズミカルに刻みます。 どこか懐かしさを感じながらも、モダンな印象を受ける 【隠れ家】を思わせる素敵な和室です。
床高を30㎝上げた事で、マイナス要因も否めず、いかにプラス要因に出来るかをお客様共々検討を重ねた力作です。
例えば、下記の様な点です。
①天井高を最大にする為、天井を上げましたが構造上抜けない【梁】がありました。
⇒あえて、濃茶色にする事でアクセントとし、天井が引き締まりました。梁の部分以外の天井は自然素材に近いクロスにする事で、趣も感じられます。
②庭へと続く掃き出し窓
⇒当初はサッシを小さくする方向で検討していましたが、あえて既存のまま残し、たたきスペースを設ける事で、夕涼みやお月見が出来るベンチのようになりました。
お庭に面した、とても日当たりの良い南向きの和室です。
押入・物入共に収納スペースと和室専用トイレもあり、客間として以前は使用していました。
最近は、納戸としての使い方が多くなりましたが、客間としてリニューアルを図りたいとのご要望から 今回お打合せをして行きました。
既存物入れの反対側は、リビング・キッチンにつながるダイニングスペースでした。
（施工前配置図）
その物入部の壁を開口する事により、LDKの片隅に客間も兼ねた和室をご提案しました。
畳スペースは6畳から4.5畳になりましたが、畳の大きさを正方形の琉球畳にする事によりコンパクトながらも、バランスの取れたスペースです。
造作収納を既存と反対側に配置した為、腰高窓は収納内に隠れる形になりましたが、 窓側は、造作収納の引戸を少々開ける事により、見せる収納空間にもなります。
（施工後配置図）
構造上、開口しても問題が無い間仕切り壁でしたので、思い切ってダイニングからの入口にしました。
（施工前）
（施工後）
開口部は目一杯、引き込める引戸とした事で、光・風が通り開放的な空間が出来ました。
扉を引き込んだ際に、引戸のレール等が見えない様に、ちょっとした工夫とオリジナルの造作戸が ステキな空間を作ります。
平面図や立面図では、分かりづらい場合は、立体図（３次元パース）をおこしてイメージの共有を図ります。
尺度が若干異なりますが、イメージの共有は大事なお打合せの一つです。
また、雰囲気を左右する【色決め】の際にも、実際に着彩し検討を行なうので、 頭の中のイメージが形として感じられます。
当初マイナス要因だった低めの和室が、仕上素材や色で心地良い天井高の部屋になりました。
ちょっとしたオブジェで、印象が色々変えられる空間にもなりました。
S様ご夫婦には、訪問時にはいつも心地良く迎えて頂きました。
お打合わせも然りですが、工事中においてもより良い空間にする為に追加変更を行なう事で、使い勝手とデザイン性を兼ね備えた満足の行くお部屋になりました。
そして、新たな発見が随所にありました。和室に限られる事ではありませんが、空間提案の可能性が広がった物件です。マイナス要因をいかにプラスに捉えるかという点で、お客様と思考錯誤を繰り返し繰り返し行ないました。
例えば、濡れ縁風の上がり框の角材寸法・溝巾、３枚引戸のダイニングから見た際の納まり、天井材の柄の向き、照明器具の位置、襖紙のスクエア柄と引手の大きさのバランスなど、心地良さを体で体感出来る仕上がりになっています。
デザインはやりすぎてしまうと、視覚的効果が薄れ、しつこく感じてしまう事があります。
人それぞれが心地良く感じる素材や色、強いては色味まで違います。見えない物を創って行く上で、お客様・業者との感じ方の共有や相性もとても大切に改めて感じました。
プロとして、お客様のご要望を汲み取って形にする方法は、お客様それぞれに対して違いますので、私自身もとても楽しくお打合せ出来ました。
季節の移ろいを感じるお庭の植物を飾ったり、ベンチ風の掃き出し窓に座ってお月見等、心に響く和室になりました。
お庭に面した和室６帖間は押入や収納があり、基本的な和室でした。
建物の角に位置するこの和室は、南に面しており、光が気持ち良く入る部屋です。
そんな和室に沢山のこだわりをつめました。
心地良さとレトロモダンの融合
閑静豊かな住宅街にお住まいのS様邸の和室改修工事のご紹介です。
お庭に面した和室６帖間は押入や収納があり、基本的な和室でした。
建物の角に位置するこの和室は、南に面しており、光が気持ち良く入る部屋です。
そんな和室に沢山のこだわりをつめました。
ダイニングから続く、和室は30㎝程の段差をつける事により、 室内に居ながら、濡れ縁を感じさせるデザインです。
琉球畳と障子・襖紙の格子が、スクエア形状が シンプルな中でリズミカルに刻みます。 どこか懐かしさを感じながらも、モダンな印象を受ける 【隠れ家】を思わせる素敵な和室です。
床高を30㎝上げた事で、マイナス要因も否めず、いかにプラス要因に出来るかをお客様共々検討を重ねた力作です。
例えば、下記の様な点です。
①天井高を最大にする為、天井を上げましたが構造上抜けない【梁】がありました。
⇒あえて、濃茶色にする事でアクセントとし、天井が引き締まりました。梁の部分以外の天井は自然素材に近いクロスにする事で、趣も感じられます。
②庭へと続く掃き出し窓
⇒当初はサッシを小さくする方向で検討していましたが、あえて既存のまま残し、たたきスペースを設ける事で、夕涼みやお月見が出来るベンチのようになりました。
お庭に面した、とても日当たりの良い南向きの和室です。
押入・物入共に収納スペースと和室専用トイレもあり、客間として以前は使用していました。
最近は、納戸としての使い方が多くなりましたが、客間としてリニューアルを図りたいとのご要望から 今回お打合せをして行きました。
既存物入れの反対側は、リビング・キッチンにつながるダイニングスペースでした。
（施工前配置図）
その物入部の壁を開口する事により、LDKの片隅に客間も兼ねた和室をご提案しました。
畳スペースは6畳から4.5畳になりましたが、畳の大きさを正方形の琉球畳にする事によりコンパクトながらも、バランスの取れたスペースです。
造作収納を既存と反対側に配置した為、腰高窓は収納内に隠れる形になりましたが、 窓側は、造作収納の引戸を少々開ける事により、見せる収納空間にもなります。
（施工後配置図）
構造上、開口しても問題が無い間仕切り壁でしたので、思い切ってダイニングからの入口にしました。
（施工前）
（施工後）
開口部は目一杯、引き込める引戸とした事で、光・風が通り開放的な空間が出来ました。
扉を引き込んだ際に、引戸のレール等が見えない様に、ちょっとした工夫とオリジナルの造作戸が ステキな空間を作ります。
平面図や立面図では、分かりづらい場合は、立体図（３次元パース）をおこしてイメージの共有を図ります。
尺度が若干異なりますが、イメージの共有は大事なお打合せの一つです。
また、雰囲気を左右する【色決め】の際にも、実際に着彩し検討を行なうので、 頭の中のイメージが形として感じられます。
当初マイナス要因だった低めの和室が、仕上素材や色で心地良い天井高の部屋になりました。
ちょっとしたオブジェで、印象が色々変えられる空間にもなりました。
S様ご夫婦には、訪問時にはいつも心地良く迎えて頂きました。
お打合わせも然りですが、工事中においてもより良い空間にする為に追加変更を行なう事で、使い勝手とデザイン性を兼ね備えた満足の行くお部屋になりました。
そして、新たな発見が随所にありました。和室に限られる事ではありませんが、空間提案の可能性が広がった物件です。マイナス要因をいかにプラスに捉えるかという点で、お客様と思考錯誤を繰り返し繰り返し行ないました。
例えば、濡れ縁風の上がり框の角材寸法・溝巾、３枚引戸のダイニングから見た際の納まり、天井材の柄の向き、照明器具の位置、襖紙のスクエア柄と引手の大きさのバランスなど、心地良さを体で体感出来る仕上がりになっています。
デザインはやりすぎてしまうと、視覚的効果が薄れ、しつこく感じてしまう事があります。
人それぞれが心地良く感じる素材や色、強いては色味まで違います。見えない物を創って行く上で、お客様・業者との感じ方の共有や相性もとても大切に改めて感じました。
プロとして、お客様のご要望を汲み取って形にする方法は、お客様それぞれに対して違いますので、私自身もとても楽しくお打合せ出来ました。
季節の移ろいを感じるお庭の植物を飾ったり、ベンチ風の掃き出し窓に座ってお月見等、心に響く和室になりました。
| 所在地 | 東京都小金井市 S様邸 |
| 工期 | 約1カ月 |
| 出会い | TOTOショールームにて、当社開催相談会でお会いしました。 |
| 費用 | 125万円 |
| 工事内容 | ６帖和室改修 |
